積水化学工業(大阪市)住宅カンパニーは、「セキスイハイム」で培ったスマートホームやレジリエンス技術を実装した分譲マンション「ハイムスイートつくば万博記念公園」(茨城県つくば市)全112戸の販売を11月25日から開始した。地上13階建・敷地面積4351㎡。
同物件は、災害に強い積水化学グループの製品で基盤を整備。給水管に耐震型ポリエチレン給水管「エスロハイパーAW」を採用したほか、住戸のインフラに炎や熱の侵入を防ぐ熱膨張耐火材「フィブロック」、さび・汚れがつきにくい「エスロペックスRS」を用いることで、災害時の不安軽減と将来の安心を提供する。建物には太陽光発電システム・蓄電システムを搭載し、停電時の電力を確保。災害時に家族を守るだけでなく、いち早く元の生活に戻れる「縮災」にも取り組んでいる。
共用施設には、コミュニケーションの場としても活用できるオープンスペースや、楽器演奏などを楽しめる防音ルーム、個別ブースも備えたコワーキングスペースを用意。住民専用アプリ「NiSUMU」を通して、共用施設の予約や扉の解錠を行うことができる。IoT技術を活用して、幅広い世代の人が安心、安全かつ快適に生活できる環境を提供するとともに、時代に合わせたサービスのアップデートも目指すとしている。
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