旭化成ホームズ(東京都千代田区)はこのほど、東京電力の供給エリアで着工するヘーベルハウス・ヘーベルメゾンの建築現場で使用する電力を、実質再生可能エネルギーに切り替えた。同エリア以外は、2024年夏以降に順次切り替え予定だという。
同社は2018年から、リーズナブルな料金設定で、諸手続きをワンストップで実施できる「ヘーベル電気」を関東・関西エリアのヘーベルハウス・ヘーベルメゾンオーナー向けに提供している。2019年には供給範囲を同社営業全エリアに拡大すると同時に、10年のFIT期間を終了した顧客からの余剰電力買い取りサービスを開始。その後、余剰電力の買い取りについて当初の予想を上回るペースで拡大していることから、このほど、東京電力エリアのヘーベルハウス・ヘーベルメゾン建築現場で使用する電力を、ヘーベル電気の再生エネルギー由来の電力で充当することとした。この取り組みによる二酸化炭素排出の削減量は、年間約1700t-CO2になるという。
ヘーベルハウス・ヘーベルメゾンで発電した電力を建築現場で活用することは、これまでに同社で住まいを建築した人や、これから建築すると人たちと共に、脱炭素社会の実現を目指すものになるとする。
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