東日本不動産流通機構(東日本レインズ)はこのほど、首都圏(1都3県)と札幌市・仙台市の10月の不動産流通市場の動向をまとめた。成約件数は、首都圏中古戸建住宅が前年同月比プラス0.7%で、2021年12月以来22カ月ぶりに前年同月を上回った。中古マンションは同プラス7.0%で、5カ月連続で前年同月を上回った。札幌市は中古戸建が同17.4%増で2カ月連続プラス、中古マンションは同9.1%増で3カ月連続プラスとなった。仙台市は中古戸建が同16.1%増、中古マンションは同23.9%減で3カ月連続減少となった。
首都圏の中古戸建の成約件数は1220件(前年同月比プラス0.7%)。新規登録件数は6245件(同23.4%増)。成約価格は3947万円(同5.9%増)で、2カ月連続で前年同月を上回った。新規登録価格は4270万円(同2.5%減)で6カ月連続で前年同月を下回った。
首都圏の中古マンションの成約件数は3287件(同7.0%増)で5カ月連続で前年同月を上回った。成約㎡単価は74.55万円(同7.4%増)で42カ月連続で前年同月を上回った。成約価格は4765万円(同8.4%増)で41カ月連続で前年同月を上回った。専有面積は63.91㎡(同0.9%増)。
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