ミサワホーム(東京都新宿区)は2013年1月1日、仕様変更を加えコストダウンを実現した「輻射パネルルーバー冷暖房」の最新タイプを発売する。同社の新築の工業化住宅で採用するほか、将来的にはリフォームや木造住宅「MJWood(エムジェイウッド)」への展開も予定している。
「輻射パネルルーバー冷暖房」は、パネルルーバーに冷温水を通し、その輻射熱で天井や壁、床を冷やしたり暖めたりするヒートポンプ式冷暖房設備。空気自体を冷やしたり暖めたりする方式ではないため室内の温度差が発生しにくく、風が出ないためホコリが立たない。冷房時には室内の余分な水分をパネルルーバー表面に結露させて屋外に排出する、といった機能ももつ。
最新タイプでは、パネルルーバーをつなぐヨコ方向の金物部品をなくし、タテのラインを強調するデザインに変更。熱源機を見直し、従来品の約半分の価格を実現したとする。
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