大和ハウス工業は10月13日、木造・木質建築事業を新たな重点領域に設定し、循環型社会の実現に向けた全社横断の新規事業を始めたと発表した。「Future Wood Project」と銘打ち、木造建築に用いた木材を建材に再利用したり、建材を自社の発電所でバイオマス燃料として活用したりするのが構想の柱。
今後、詳細な制度設計を進めつつ、まずは自社物件や顧客建物の木造・木質化を推進。構造部分を全て木で造る「純木造」の技術開発に乗り出すほか、木造建築による二酸化炭素(CО2)吸収・固定量を定量的に把握できるようにする仕組みを立ち上げる。
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