大和ハウス工業(大阪市)は2024年3月期の連結業績見通しについて、売上高を5兆200億円(従来予想4兆9200億円)、営業利益3850億円(同3800億円)、経常利益3670億円(同3540億円)、純利益2630億円(同2500億円)にそれぞれ上方修正した。好調な米国戸建て事業の受注状況を反映させた。
売上高は前期実績比の2.3%増で、過去最高を見込む。芳井敬一社長は決算記者会見で、「不安定な国際情勢など非常に難しい環境下でも、5兆円を目指せる力が付いてきた」と強調した。
2023年9月中間連結決算は増収増益。売上高は前年同期比12.5%増の2兆5448億円で過去最高だった。複数の大型商業施設の売却やホテル需要の回復が後押しした。
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