トヨタ自動車(愛知県豊田市)とトヨタメディアサービス(名古屋市)は、家庭の消費電力を見える化するHEMS「H2V-α(エイチツーブイ・アルファ)」を共同開発し、12月20日にトヨタメディアサービスから発売した。
通信回線を通じて家庭内のパソコンやテレビ、スマートフォンとつなげると、家庭全体と分電盤の分岐単位で消費電力をリアルタイムで見える化。電力消費量のデータはインターネットを通じてトヨタスマートセンターに送付・蓄積され、パソコン、タブレット端末、スマホを使って日・月単位で消費電力を確認できる。
さらに、トヨタメディアサービスが提供する電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電・管理機器「H2V Manager(エイチツーブイ・マネージャー)」向けのオプションサービス「e-Care(イーケアー)」についても今回発売した「H2V-α」で利用できるようにした。これは遠隔地から消費電力量をモニタリングできるシステム。節電目的だけでなく、遠くで暮らす親族の電気消費量をモニタリング(安否状況確認)し、見守りサービスとして役立てることもできるとする。
「H2V-α」「H2V Manager」ともHEMSの補助金対象。
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