アンドパッド(東京都千代田区)は11月6日、同社が提供するクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」が、「建設業マネジメントクラウドサービス市場の動向とベンダシェア」調査において、導入企業数6年連続シェアNo.1を獲得したと発表した。
現場の効率化から経営改善までを一元管理できる同サービスは、写真・資料管理、日報、工程表、横断工程表(稼働管理)、チャット、引合粗利管理、検査報告、社内タスク管理、施主報告など豊富な機能を搭載。直感的な使いやすさと導入・活用へのサポートによって、利用企業数18.1万社、ユーザー数46.1万人を超えている。
デロイト トーマツ ミック経済研究所による同レポート(ミックITリポート2023年10月号)では、アンドパッドの強さを「製品戦略、販売戦略、組織能力などの総合力」であると分析。同社の「圧倒的な顧客体験」を目指す徹底したカスタマーサポート体制について、「既存顧客に対するカスタマーサクセス活動を強化し、顧客満足度を高め、顧客との長期的なエンゲージメント構築を強化」していると評価している。
建設業界では、2024年施行の「働き方改革関連法」への対応や慢性的な担い手不足などの問題を抱え、DXをはじめとした労働生産性向上が求められている。同社は、業界のさまざまな課題解決のため、「ANDPAD 3Dスキャン」「ANDPAD BIM」「ANDPAD 豆図AIキャプチャー」など機能拡充を行っており、ANDPADの提供を通じて今後も業界全体のデジタル化を推進し、産業全体のDXに貢献するとしている。
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