Make House(東京都港区)は11月2日、同社が開発を進めているAIプランニングサービス「sumai design(スマイデザイン)」を、2024年7月をめどに加盟店に向けて提供を開始すると発表した。
同サービスは、AIの学習機能によってプランニングの精度を向上させ、要件にあった木造住宅のプランを自動生成して提供するというもの。ブラウザ上で誰でも利用できる仕様にすることで、施主自身でプランニングを行うことが可能となる。
家のサイズとファサードの向き、玄関の位置などを指定するだけで、自動生成AIがプランを作成。詳細条件を指定することで、違うプランを何度でも瞬時に生成することができる。また、表示されたプランの部屋をクリックするだけでレイアウトを可変できるため、さまざまなパターンのレイアウトを確認することができる。
詳細項目ではさまざまな設定が可能で、施主は自身が納得するまでプランを生成することができる。このため、修正回数を減らすことが期待できるという。同サービスは、同社が提供している住宅商品「S」シリーズが対象。
同社は同サービスによって、住宅購入のスタンダードだった「プラン提案」という段階をなくすことをめざしている。
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