フィンランドを代表する建築家・デザイナー、アルヴァ・アアルト(1898-1976年)。
アアルトとは、どのような人物だったのか。
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不朽の名作として名高い「スツール60」、アイコン的アイテムと言える「アアルトベース」、そして自然との調和が見事な「ルイ・カレ邸」など、優れたデザインと数々の名建築を生み出した。そんなアルヴァ・アアルトのデザイナーとしての人生を突き動かしたのは、一人の女性だった――。
本映画監督のヴィルピ・スータリが、4年の歳月をかけて迫った映画「アアルト」が絶賛上演中だ。アルヴァの最初の妻、アイノとの手紙を独自で入手したほか、同世代を生きた建築家や友人たちの証言などを追い続け、知られざる素顔を躍動感溢れるタッチで描いた本作品。後世に残る名作の”誕生秘話”も盛りだくさん。
今回、新建ハウジングはヴィルピ監督に独占インタビューを実施した。
聞き手は、ヘルシンキ工科大学(現アアルト大学)への留学の経験を経てアアルトの建築を実体感し、そのあり方を自身の究極の目標とする建築家・関本竜太さん(リオタデザイン)。日本で最もアアルトを知り尽くす建築家が、ヴィルピ監督に撮影秘話を聞いた。
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