リホーム(福井県福井市)は、新たな住まいづくりの拠点「NOKI(ノッキ)」(福井市定正町)を11月3日にグランドオープンした。
延べ床面積2000㎡の体験型ショールーム「北欧キッチン&インテリアスタジオ ノッキ」では、「キッチンからはじめる住まいづくり」をテーマに北欧の豊かな暮らし方を提案。キッチンもインテリアの一部ととらえ、建築設計と並行してデザインし、従来のシステムキッチンではない、顧客の暮らしに寄り添ったオーダーメイドキッチンを提案する。
建築の面においても、日本の建築基準以上の高い気密性・断熱性を担保できる建築のプロたちとのネットワークを構築しているので、家族構成やライフスタイルに合わせて、土地や工務店の紹介も可能。建築やインテリアの知識を持ったスタッフがアドバイザーとして寄り添い、理想の住まいづくりをサポートする。世界的に活躍しているインテリアコーディネーターや建築家、収納のプロなどとのマッチングもできるという。
同ショールームでは、実際に暮らしを想像できるよう、3つのライフステージを想定したモデルルームを設計。白と明るい木目を基調とした北欧らしい「タンペレルーム」では、小さい子どもを育てながら働くお母さんの時間と心の余裕を捻出するため、理想的な家事動線と家事をしながら家族と目線が合うキッチンを提案する。住まい方アドバイザーの近藤典子さんのアドバイスも反映している。
子どもが思春期を迎えた暮らしを想定した「トゥルクルーム」では、同社専属の職人が製作したキッチンを中心に、家族の成長に合わせて家具や間取りを変化できる暮らしを提案する。
「ヘルシンキルーム」では、子どもが巣立った後の夫婦の暮らしを想定。「減築」で庭を作り、キッチンダイニングから庭までをリビングスペースと考えたゆったりとした部屋で、小さい孫がのびのび遊べるフレキシブルな住まい方を提案する。監修はインテリアデザイナーの和田浩一さんが行った。
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