エアコンなどの冷暖房を補完する存在として、加湿器や除湿機などが家庭では使われています。それらの評価と使いこなし方について、Q&Aにまとめました。『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー11月号』65〜70頁で紹介した各人への取材をふまえてケンジと松太郎の対話形式で構成しています。
Q.夏や梅雨時の湿度対策に除湿機は効くの?
A. 居室の環境調整には向かないが、洗濯室で洗濯物を乾かすには有効。除湿に加えて扇風機で洗濯物に満遍なく風を当てる。導入費用はかかるが、洗濯室にエアコン設置して除湿と風、熱を利用して乾かすのもよい
ケンジ 夏や梅雨時に除湿機で湿度を下げられるの?
松太郎 居室の環境を整える手法としてはおすすめしない。除湿機はエアコンより能力が低く、余計に電気代がかかるし、場所も取る。水を捨てるのも手間だ。まずはエアコンの使い方を工夫する。
ケンジ エアコンで湿度だけ下げられるの?
松太郎 再熱除湿を使えばよい。ただし電気代はかかる。もう1つはエアコンを24℃と低めに設定して、日射を入れて室温26℃にすることだ。
ケンジ 日射を入れる手法は天気の悪い梅雨時には使えないね。ふと思ったけど除湿器は洗濯室で使うといいんじゃないの?
松太郎 そうだね。ただし、部屋干しには室温や湿度、風量などのコツがある。
ケンジ 早く乾いて、生乾き臭がしないようにするには?
松太郎 一番は・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー11月号(2023年10月30日発行)LAN・Wi-Fi・IoT etc…設備・家電[超]ネットワーク化術』(P.62〜)でご覧ください。
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