壁掛けエアコンは費用対効果の高い冷暖房機ですが、見た目の主張が強すぎるきらいがあります。室内機を目立たないように配置する方法についてQ&Aにまとめました。丁寧な設計で知られる村上建築設計室の村上太一氏への取材をもとに、ケンジと松太郎の対話形式で構成しています。
取材協力:村上建築設計室・村上太一
Q. 壁掛けエアコンを目立たないようにする方法は?
A. LDKにアプローチしたときにエアコンが目に入らない位置に付けるか、くつろいでいるときに目に入らない位置に付ける。背の高い収納に組み込むときは「腰巻き」で前面を覆って、印象を整える
ケンジ 冷暖房が多様化しても、温暖地の主流は壁掛けエアコンだな。
松太郎 一方、意匠的に空間で見せたくないという人たちも一定数いるね。最近の製品は寸法が大きいから余計に嫌われる。
ケンジ 室内機が目立たないほうが空間がすっきりしていいよな。どんな場所に設置すると目立ちにくいかな?
松太郎 考え方は2つある。LDKを例に取ると、1つはLDKにアプローチしたときにエアコンが目に入らない場所だ。
ケンジ LDKの出入口と同じ面や家具などで隠れる位置だね。
松太郎 もう1つは・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー11月号(2023年10月30日発行)LAN・Wi-Fi・IoT etc…設備・家電[超]ネットワーク化術』(P.36〜)でご覧ください。
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