住宅金融支援機構(東京都文京区)は10月31日、フラット35の7~9月分の実績を公表した。フラット35全体の申請戸数は1万565戸(前年同期比59.8%)、実績戸数は8730戸(同63.0%)、実績金額は2790億円(同63.6%)だった。
このうち、住宅金融支援機構が金融機関から住宅ローンを買い取り、それを担保とする債権を発行して資金を調達する「買取型」の申請戸数は9439戸(同63.3%)、実績戸数は7723戸(同65.7%)、実績金額は2464億円(同64.9%)だった。
一方、金融機関が提供する住宅ローンに住宅金融支援機構が保険を掛ける「保証型」の申請戸数は1126戸(同40.8%)、実績戸数1007戸(同48.2%)、実績金額326億円(同55.0%)だった。
公表数値のうち、実績戸数と実績金額は融資実行された戸数・金額で、この期間より前に申請があったものを含む。
35Sは4戸に1戸が申請
今回、ZEH取得を支援するフラット35S(ZEH)が、10月で制度開始から1年経過したのに伴い、2022年10月から2023年9月末までの実績を発表。注文住宅申請戸数全体(1万9551戸)のうち、申請戸数は5022戸、申請割合は25.7%となり、4戸に1戸が申請していた。
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