パナソニック ホームズ(大阪府豊中市)はこのほど、福島県伊達市高子地域で開発を進めてきた大型分譲地「Up DATE City(アップデートシティ)ふくしま」の街びらきを行った。
同社は、福島県伊達市および54の企業・団体とともに、同分譲地におけるルール作りなどを行う「Up DATE City協議会」を2021年7月に設立。今回、官民連携のCCAC(Continuing Care Active Community)施設である「U-プレイス伊達」の竣工に伴い、同施設を運営するプレイスメイキングふくしま伊達(福島県伊達市)、Up DATE City協議会とともに街びらきを行った。
「Up DATE Cityふくしま」は、17代当主・独眼竜政宗で知られる伊達氏が最初に居住したとされる高子岡館跡に隣接し、阿武隈急行「高子駅」北側隣に接地。2024年以降に開業予定の「(仮)イオンモール北福島」から約4キロメートルに位置している。総面積約14.1haに、今回竣工した「U-プレイス伊達」や福祉施設、認定こども園、商業施設、複合施設および戸建て214世帯を開発する。戸建て街区の詳細はこちら。
街全体のコンセプトを「Up DATE City」とし、その時々に必要な「くらしの仕組みやサービス」のアップデートを実施。生きがいと活躍の機会を高め多世代交流を活発化させることで「健幸と生涯活躍のまち」をつくり、「想像を超えたくらし」の実現を目指す。
プレイスメイキングふくしま伊達は、官民連携の「伊達市民の交流の場提供事業」「地域振興事業」「関係人口・移住定住促進等事業」を推進。また、「Up DATE City協議会」で検討した7つの取組み(ウェルネス・モビリティ・エネルギー・エコロジー・セーフティ・コミュニティ・コンシェルジュ)サービス提供を担い、エリアマネジメント・タウンマネジメントを行う。パナソニック ホームズは、タウンマネジメント業務を支援する。
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