国土交通省は10月25日、「建設労働需給調査結果」の9月分を発表した。全国の8職種の過不足率は2.1%の不足となり、8月と比べ0.2ポイントと不足幅が拡大。前年同月(1.8%不足)比では0.3ポイント不足幅が拡大した。
職種別の状況では、2カ月ぶりにすべての職種で「不足」となった。とび工の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている(1.0%→2.6%)。一方、鉄筋工(建築)の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている(2.6%→1.4%)。8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2023年9月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1560店・社の手持現場8797カ所、一般工1万9125人を対象に調べたもの。
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