不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は10月26日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての9月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は4568万円で、前月比0.1%減と2カ月連続で下落。全8エリア中5エリアで前月比マイナスとなった。埼玉県(さいたま市/他)は上昇したが、最高額を更新したエリアは2カ月連続でゼロとなり、全体的に価格上昇の勢いが弱まっている。前年同月比は、東京23区のみ下落。2020年10月以来、35カ月ぶりに前年同月を下回った。
エリア別では、東京23区が5カ月連続、千葉県他が4カ月連続で下落し、埼玉県(さいたま市/他)が2カ月連続の上昇となった。前年同月比は23区以外で上昇したものの、上昇幅は都下が8カ月連続、神奈川県他は11カ月連続で縮小している。
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