不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は10月26日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏中古マンションの9月の価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は前月比0.2%減の3870万円で、5カ月連続で下落。東京23区、横浜市・川崎市、千葉県他の3エリアで2017年1月以降最高額を更新した。前年同月比は、8エリアのうち埼玉県他のみ下落となった。同エリアが前年同月を下回るのは37カ月ぶり。
エリア別では、東京23区が4カ月連続、千葉県他が5カ月連続で上昇し、両エリアとも2カ月連続で最高額を更新した。一方、千葉県西部は5カ月連続、埼玉県他は8カ月連続で下落・横ばいとなるなど、エリアによって価格動向に違いがみられた。
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