エアコンは多様な機種があります。建物に合った機種を選ぶための基本的な部品や仕組みに関する情報をQ&Aにまとめました。エアコンを数十台保有している、YouTuberのエアコンマニアKosuke氏への取材をもとに、ケンジと松太郎の対話形式で構成しています。
取材協力・資料提供:エアコンマニアKosuke
Q. 高断熱住宅の個室に向いた冷房運転の方法は?
A. 冷房時は運転時の風量を最小にして高負荷運転と停止を繰り返すのを避ける。風量を抑えると除湿量も増える。ショートサーキット防止のため、フラップのスイング運転も止めてフラップは固定にする
ケンジ 高断熱住宅の場合、小さな部屋の冷暖房に困ることが多いな。
松太郎 限られた時間しか人がいない書斎などの暖房は小さな電気カーペットでも使えばいいけど、冷房は困る。
ケンジ 高断熱住宅の場合、個室に見合った能力のエアコンがない。一番小さい6畳用2.2kWでも6畳の個室に用いると冷房負荷の倍以上の能力になる。
松太郎 能力が大きいと高付加運転と停止を繰り返すから省エネではないし、体感もよくない。
ケンジ 最上位機種の14畳用だと・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー10月号(2023年9月30日発行)効く冷暖房[超]Q&A〈機器選定・施工編〉』(P.57〜)でご覧ください。
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