積水ハウス(大阪市)はこのほど、愛知県豊橋市にある同社のZEBオフィスに、オムロンソーシアルソリューションズ(東京都港区)・双日(東京都千代田区)・日商エレクトロニクス(東京都千代田区)の3社が提供するEV向けクラウド型充電制御サービス「EVオートチャージ」を試験導入した。
同サービスでは、施設内の電力需要と車両の残充電量を把握し、適切なタイミングで残充電量の少ない車両から優先的に分散充電を行うことで、電力需要の集中や、電力ピーク(デマンドピーク)発生による契約電力の高騰を防ぐ。
今回、豊橋支店にてEV充電器を9台分設置し、ガソリン車の代わりに電動車を導入。自社で利用するだけでなく、EVで来場した顧客も使用することができる。「積水ハウス オーナーでんき」を活用することで、各家庭から買い取った太陽光発電の余剰電力を供給し、その電力をEVに充電して使うことで、CO2排出実質ゼロを目指す。
今後、豊橋支店を皮切りに他支店においてもCO2排出ゼロの業務用EV車両を増やしていく計画。
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