エアコンは冷房時に結露を発生させるためカビが付き物です。カビを防ぐためのエアコンとの付き合い方をQ&Aにまとめました。愛生クリーンサービス代表の木村勉氏への取材をもとに、ケンジと松太郎の対話形式で構成しています。
取材協力:愛生クリーンサービス代表・木村勉 資料提供:愛生クリーンサービス(特記以外)
Q. 一般的なエアコン洗浄はどのくらい効果がある?
A. 洗える箇所は全体の60%。洗浄後はある程度きれいになるが、カビが残っているので早期にカビが繁茂する。業者の技量に差があるので、腕の悪い業者に依頼すると故障の原因になることもある
ケンジ エアコンのカビ対策は一般化していないよね。多くの家庭では一定の年数を経るとカビの影響が顕著になってくる。
松太郎 カビの臭いが気になるだけでなく、喘息やアトピーなどアレルギー症状が悪化することもある。
ケンジ エアコンのカビが疑われる状況になったら、迅速に対応する必要があるな。
松太郎 最近はエアコン洗浄が一般化していて洗浄業者の比較サイトもある。価格は8000〜1万円くらいだ。
ケンジ 値ごろ感があるね。どんなやり方で洗うの?
松太郎 エアコンの室内機を壁に取り付けたまま、カバーやフィルターなどを外し、基盤など濡らせない部品を養生する。その上で熱交換器などをアルカリ系洗剤で洗い、高圧洗浄水で洗い流す。
ケンジ 汚れやカビはきれいになるの?
松太郎 見た目にはね。ただし完全にはカビは取れない。たとえば・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー10月号(2023年9月30日発行)効く冷暖房[超]Q&A〈機器選定・施工編〉』(P.69〜)でご覧ください。
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