国土交通省は、11月12日、15日、22日に、オンライン形式で「一人親方の適正な働き方に関する説明会」を開催する。
建設技能者の処遇改善に向けて、2020年度から社会保険の加入が建設業許可の要件となったが、本来雇用されるべき技能者を一人親方として、社会保険の適用から免れようとする規制逃れの進行が懸念されている。そのため、国交省は今年7~10月に全国10都市の会場で「一人親方の適正な働き方に関する説明会」を開催し、各会場とも満員となっている。
オンライン説明会の参加対象者は、建設業の一人親方、建設事業者、建設業に関連する団体職員等。建設技能者だけでなく事務職でも参加可能。参加費は無料。回線の都合上、1開催あたり100人まで。
プログラムは、[1] 社会保険労務士「適切な社会保険加入について」▽社会保険の加入義務、加入手続き方法、▽社会保険加入の重要性、[2]国交省による「一人親方が安心して働ける環境整備に向けて」▽最近の課題、▽国交省の取り組み、▽建設キャリアアップシステムの登録について――などを予定している。
【開催日時】
◎11月12日(日)14時~15時30分(申込期限11月10日(金)17時)
◎11月15日(水)18時30分~20時(申込期限11月15日(水)0時)
◎11月22日(水)14時~15時30分(申込期限11月22日(水)0時)
【申し込み受付】専用サイトまで
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