国土交通省は10月16日、LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅の本年度第2回目の支援対象事業の募集を開始した。申請期間は来年1月19日まで。ただし、予算により早めに受付終了となる場合がある。
LCCM住宅は、使用段階のCO2排出量や、資材製造、建設段階等のCO2排出量の削減、長寿命化で住宅のライフサイクル全体を通じてCO2排出量をマイナスにする住宅。
支援対象は、戸建住宅で、▽強化外皮基準(ZEH水準の断熱性能)を満たす、▽再生可能エネルギーを除き一次エネルギー消費量が省エネ基準値から25%削減、▽ライフサイクル全体のCO2排出量を算定し、0以下(指定のツールを用いて評価)――等が要件。
補助対象費用は、設計費と建設工事等における補助対象工事の掛かり増し費用で、補助率は1/2。補助限度額は 140万円/戸。
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