物流事業者向けSaaS・プラットフォーム「ロジポケ」を提供するX Mile(クロスマイル、東京都中央区)は10月18日、「テールゲートリフター特別教育支援サービス」の提供を開始すると発表した。
2024年2月から労働安全衛生規則が一部改正され、荷を積み卸す作業を伴うテールゲートリフターの操作業務の特別教育が義務化されることに対応したもの。事業者には特別教育の実施と記録を3年間保存する環境を整えることが求められるが、「社内に十分な知識や経験を有する者がいない」「特別教育のポイントがわからない」などの声が寄せられたことから、安全教育支援サービスの一環として、「テールゲートリフター特別教育」eラーニングサービスを開始する。
ウェブ完結のため、ロジポケ上にて特別教育に必要な動画研修を受講可能。研修後にはウェブテストで理解の定着を確認できる。座学科目の受講履歴作成・保管、実技科目の教育記録まで行うことができ、講習修了時には全ての科目の修了履歴を記録し、修了証の出力も可能。法令遵守に必要な機能を一元化した。配送の影響で集合研修が難しいドライバーでも、隙間時間にパソコンやスマートフォン、タブレットなどから受講できる。
「ロジポケ」は、経営管理・労務管理・書類管理・採用支援と幅広い課題を解決する、物流業界に特化したクラウドサービス。請求書や受発注などをクラウド上で一元管理できる。
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