東日本不動産流通機構(東日本レインズ、東京都千代田区)が10月17日に発表した首都圏(1都3県)の2023年7~9月期の不動産流通動向によると、成約件数は、中古戸建て住宅が前年同期比2.7%減で9期連続減少した。中古マンションは4.2%増で9期ぶりに前年同期を上回った。
首都圏の中古戸建ての成約件数は3091件(前年同期比2.7%減)。新規登録件数は1万6455件(同27.1%増)と大幅に増加した。成約価格は3842万円(同1.0%増)で、13期連続で前年同期を上回った。前期比も1.7%上昇。新規登録価格は4225万円と前年同期比で3.9%下落し、前期比も1.5%減となった。土地面積(前年同期比3.6%減)、建物面積(同1.0%減)はいずれも縮小し、4~6月期に続いて前年同期を下回った。
中古マンションの成約件数は8794件(前年同期比4.2%増)。成約m2単価は72.69万円(同6.3%増)で13期連続で前年同期を上回った。成約価格は4621万円(同6.1%増)で44期連続で前年同期を上回った。
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