2×4工法の三菱地所ホーム(東京都千代田区)は2012年12月の注文住宅着工物件から、FSC認証材(山梨県産材)による床・野地用構造用合板の標準採用を始める。
同社では2008年4月、国産材による構造用合板の標準採用をスタート。その後、土台、床根太、LVL、I型ジョイストと次々に国産材での標準採用を進め、今春には主要構造材の国産材比率を約50%まで高めた。今回の取り組みは、国産材よりもハードルの高い「国産のFSC認証材」への切り替えとなる。
また、岩手県雫石町にある小岩井農場(小岩井農牧、本社:東京都千代田区)で生産される樹齢50〜100年のカラマツ材を使った構造用合板についても、同社の注文住宅の構造部材として採用を始める。合板の製品化には、東日本大震災の津波被害から復興した石巻合板工業(宮城県石巻市)が協力する。
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