AQ Group(東京都新宿区)はこのほど、子どもを対象とした「第1回 廃材アートコンテスト」の結果を発表した。
同社は、次世代を担う子どもたちに木の素晴らしさを伝える活動を行っており、8月には全国のモデルハウスで「夏休みの木育課外授業 つくろう!木育フェス」を開催。子どもたちは、建築中の「8階建て純木造ビル」の廃材などを活用してさまざまなアート作品を製作した。
今回、さらに深く木について考えるきっかけとなるよう、同コンテストを実施。全国から応募された総数464作品の廃材アートを審査し、各賞を決定した。なお、「パブリック賞」ではWEBなどを通じて一般からの投票も募り、大人から子どもまで多くの人に「ものづくりの楽しさ」「木の大切さ」を感じられる機会とした。
金賞は、「おさかなのおうちとうさぎさんの幼稚園」(横谷彩羽さん)が受賞。たくさんの廃材を部材として生かした作品で、いろいろな形を組み合わせて、楽しみながら新しい世界を生み出している点が評価された。
審査委員長は、日本建築士会連合会名誉会長で、日本建築士連合会・木のまちづくり部会長の三井所清典氏。
最年少応募者は2歳で、兄弟姉妹による合作や1人で複数作品を応募する応募者など、熱意ある作品が多く集まるコンテストとなった。
すべての受賞作品は「廃材アートコンテスト結果発表」にて公開中。
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