国土交通省は11月から、「改正法制度説明会」「設計等実務講習会」「断熱施工実技研修会」を実施する。2025年4月に予定されている改正建築基準法と改正建築物省エネ法の円滑な施行に向けて行うもので、全国の設計・施工に携わる事業者などが広く参加できるよう建築士事務所と建設業許可(建築一式工事)を受けた事業者にはダイレクトメールなどでも発信し、参加を呼び掛けている。
改正法制度説明会については、建築士、建設事業者、建材・設備機器業者、宅建業者など住宅・建築に関わる事業者を対象に、4号特例の見直しや構造基準のポイント、防火規制の合理化、省エネ適合義務制度など、改正法の概要について説明。11月1日~11月29日まで、全国10都道府県(12ヶ所)で開催する。【各地域の開催日程などの詳細や申し込み】
設計等実務講習会は、設計等の実務を行う建築士や建設事業者を対象に、2階建ての木造一戸建て住宅等に係る手続き、構造基準(壁量計算等)・省エネ基準の解説及び申請図書の作成方法などについて講習を行う。全国47都道府県で開催。【日程や会場の詳細】
オンラインでも同じ内容の講座を公開する予定。改正法制度説明会は12月上旬、設計等実務講習会は12月下旬ころから受講できる。【オンライン受講詳細】
断熱施工実技研修会では、断熱施工に携わる大工技能者を対象に、省エネ基準適合義務化に際し、正しい断熱施工技術を学ぶ。【詳細・申し込み】
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