セレンディクス(兵庫県西宮市)は、3Dプリンター住宅の普及に向けて、新昭和(千葉県君津市)と資本業務提携を9月末日に締結したと発表した。
セレンディクスは、2022年に日本初の3Dプリンター住宅serendix10(スフィアモデル)を23時間で完成。以降、一般販売棟第1号や二人世帯向け3Dプリンター住宅を竣工させ、同社が目指す「誰もが車を買える価格で家を購入できる」社会の実現に向け、取り組んでいる。一方、新昭和グループは、日本のツーバイフォー工法のパイオニアとして、半世紀にわたり住まいづくりに携わってきた。両社は今春「世界最先端の住宅開発に関する基本合意書」を締結している。
今後、セレンディクスのもつ3Dプリンティングなどのテクノロジー技術と、新昭和の技術・ノウハウを生かした住まいづくりの相乗効果によって、住宅高騰化の解決とワークライフバランスを両立する3Dプリンター住宅を普及させ、誰もが質の高い住まいで豊かな生活を送ることができる自由な社会を目指すとしている。
■関連記事
セレンディクス、3Dプリンター住宅タウン実現に向け協業へ
3Dプリンター住宅、1LDKタイプが44時間半で完成
英政府と大手建材、初のアフリカ製建設用3Dプリンター発表
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。