designshop(東京都港区)が所属する南部鉄器 釜定展実行委員会(東京都港区)は、designshop azabu(東京都港区)の企画展「釜定 南部鉄器 あかりと結晶のかたち展」を、東京会場(designshop azabu)と盛岡会場(釜定本店・岩手県盛岡市)にて開催している。期間は11月5日まで。
岩手県盛岡市の南部鉄器 釜定(かまさだ)工房創業115周年、designshop25周年を記念して行うもので、釜定代表・宮伸穂氏が長年関心を抱く自然界の神秘的なかたち「結晶」と「あかり」の2つの視点から南部鉄器の新たな造形を紹介する。
鉄の「結晶」をモチーフにした新作など南部鉄器をミクロな視点から捉え直すほか、行灯・燭台から照明まで南部鉄器とあかりを巡る展示を行う。東京会場・designshopでは新作展示、岩手盛岡会場・釜定では新作以外と普段は非公開のアトリエで特別展示を実施する。観覧無料。
企画展と連動して「岩手盛岡 釜定スタジオ見学+巨匠建築ツアー」を10月28日、11月2日、11月4日に開催。西洋と東洋の建築美をミックスした盛岡市紺屋町の町並みや、東京駅舎の設計で有名な辰野金吾など有名建築家、重要文化財の建築物に加え、釜定の製作アトリエを見学する。宮伸穂氏が南部鉄器の製作工程や道具について説明するほか、数量限定で定番外商品を購入できる。旅行代金(1泊2日)は3万6000円/人。
designshopはこれまで、3回の展示会、書籍「南部鉄器のある暮らし」の企画を通じて、釜定の鉄器を紹介している。
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