北海道倶知安町にあるホテル「雪(セツ)ニセコ」が、第40回IALD国際照明デザイン賞でIALD Award of Meritを受賞した。
IALD国際照明デザイン賞は、世界の優れた建築照明デザインを表彰する歴史ある賞。今回、同ホテルのレセプション、ロビーラウンジ、ワインバーの照明デザインが評価された。照明デザイン会社「Nipek」とのコラボレーション。ロビーデザインは、ふたつの大きな暖炉をフォーカルポイントに据えてアートピースを組み込んでおり、宿泊者がアプレスキー(スキーの後)を過ごす魅力的で暖かな空間を創出した。
建築デザインには、日本とシンガポールのデザイナーチームとのコラボレーションにより、山々の眺めを最大限に生かしながら、日本の伝統的な空間の実直な純粋さと現代ラグジュアリーの融合が表現されている。
今回の受賞は、7月に「Luxury Awards Asia Pacific 2023」の「Beach Upcountry Hotels」で日本部門第3位を受賞したことに続き、2回目の栄誉となる。また、11月発表のWorld Ski Awards「Best New Ski Hotel」では、世界の7軒のホテルのうちの1軒として最終選考に残っている。
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