LIXIL(東京都品川区)は、マンションの玄関ドアを戸別にリフォームできる「リシェントマンションドア」を発売した。
2016年3月に国土交通省が「マンション標準管理規約」を改定し、管理組合に申請して理事会の承認を受け細則を定めなくても区分所有者の責任と負担で“戸別”に玄関ドアのリフォームができるようになった。これを受けて、戸建住宅・アパートで好評の玄関ドアリフォーム商品「リシェント」シリーズを横展開し、新たにマンション用を開発した。
新商品は、今ある枠の上から新しい枠を取り付ける「カバー工法」と、新しい枠を外部側に持ち出す「持ち出し工法」から選択可能。どちらも外壁を壊すことなく最短1日で玄関ドアを交換することができる。
マンション用は部材点数と作業工数を少なくすることで施工性を向上、既設枠からの有効開口が狭くなるのを最小14mmに抑える。さらに、従来のビル向け商材では必須だった作図が不要に。現場調査時に所定の箇所を採寸してシステムに入力するだけで簡単に発注することができるようになった。
8デザイン10色。税別の参考価格39万円(J11型:フラットデザイン、水酸化アルミニウムコア構造プッシュグリップ2ロック ポスト付)。
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