パナソニック ハウジングソリューションズ(大阪府門真市)はこのほど、飛騨産業(岐阜県高山市)、柿下木材工業所(岐阜県高山市)とコラボし、パナソニック独自の「木質エイジング処理」を施した化粧材を使用した家具の試作品を発表した。ラインアップは、椅子、テーブル、照明など。10月21日から開催される「飛騨の家具フェスティバル」に出品し、来場者へのヒアリングを経て今後、テスト販売に進んでいくという。
木質エイジング処理は、同社の独自技術である特殊な水熱処理によって自然な経年変化(エイジング)を表現したもの。担当者によれば、「独自のエイジング処理を施すことで木材の色のばらつきを軽減できるため、着色することなく自然な木質感を味わえる」という。同社ではこれをオリジナル木材「マイスターズウッド」として商品化し、すでに床材やシステム階段、玄関框などに採用し販売している。
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