ジャパン建材(東京都江東区)は、取引のある工務店・建材店・メーカー3000社を対象に四半期ごとに実施している「需要動向予測調査」の結果をまとめ、2012年度第4四半期(13年1月~3月)までの需要予測を発表した。
前回、第3四半期(10月〜12月)の需要予測では工務店の需要予測が久しぶりにプラスに転じたが、今回はさらに仕事量が増えると答えた人の割合が上昇。第4四半期(13年1月~3月)は、前回比4.6ポイントアップの4.8ポイントだった。東北地域では相変わらず仕事量の大幅増加を示しており、復興需要はまだ始まったばかりで、今後も職人不足は続くとした。
工務店のリフォームの仕事量も徐々にではあるが確実に増加傾向にあるとする。リフォーム1物件あたりの金額は50〜150万円との回答が最も多く、建材や設備の交換が主なリフォーム内容と考えられる。
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