新潟県の工務店や設計事務所などが集うコミュニティ「住学(すがく)」の活動について知りたいと、全国の工務店による視察が続いている。住学のメンバー工務店が手がける高性能な住宅や参画するまちづくりの事例などを見学すると同時に、商圏が重なる工務店が互いにノウハウを開示し、切磋琢磨しながら地域の工務店のレベルの底上げにつなげられている要因を知りたいとの目的もあるようだ。8月にも、香川や福島、秋田、群馬など各県から工務店関係者40人余りが訪れた。
「ゆるく、楽しく」を掲げる住学は、詳細な規約や入会審査などを設けずに広く門戸を開いているのが特徴。定期的に開く勉強会・交流会のほか、不定期で断熱や気密の施工を行っている現場や完成した住宅を互いに見せ合うことも活発に行っている。
視察参加者は・・・
この記事は新建ハウジング10月10日号5面(2023年10月10日発行)に掲載しています。
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