神谷コーポレーション湘南(神奈川県伊勢原市)はこのほど、同社が運営する無人ショールームで、アバターによる接客を開始した。
モニターに映ったアニメキャラクターが、遠隔操作する社員の瞬きや顔の動きに連動する。表情管理がアニメーションで均一化されるので、接客時の印象にムラがなく、音声も電子音や合成音声のような無機質な声ではなく、社員のそのままの声なので、感情のこもった接客が可能。アバターは男女バリエーションを用意している。
アバター接客は、10月1日から名古屋ショールームで稼働を開始し、その後は全国のショールームでも展開していく。将来的にはAI技術と掛け合わせて、ショールームの完全無人運営を目指すという。同社は2023年9月現在で全国11か所で室内ドア専門ショールームを運営している。
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