エアコンは多様な機種があります。建物に合った機種を選ぶための基本的な部品や仕組みに関する情報をQ&Aにまとめました。
エアコンを数十台保有している、YouTuberのエアコンマニアKosuke氏への取材をもとに、ケンジと松太郎の対話形式で構成しています。
取材協力・資料提供:エアコンマニアKosuke
Q. エアコンはどのスペックを見て選べばよいの?
A. 200V電源で冷暖房負荷に見合った定格の機種のなかから、最低能力と消費電力の低い機種を選ぶ。APFも確認。その値が高いと低負荷運転に強い。低温時暖房能力から高負荷時の効率を確認
ケンジ エアコンを選ぶときはカタログのどこを見ればいいの?
松太郎 まずは電源。100Vと200Vがあるが200V機器のほうが効率がよい。
ケンジ 冷暖房能力はどこを見るの?
松太郎 定格能力だね。建物の冷暖房負荷より適度に能力が大きいタイプに絞り込む。その上で最低能力を見る。これは車に例えると、どれだけ低速で走れるかを示した数値。高断熱住宅は低負荷運転の時間が長い。止まって再起動する動きを繰り返すと効率が悪い。
ケンジ 止まらずに低速運転する機種が省エネになるんだね・・・
松太郎 そうなんだ。次に・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー10月号(2023年9月30日発行)効く冷暖房[超]Q&A〈機器選定・施工編〉』(P.53〜)でご覧ください。
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