国土交通省は12月13日、住宅や建築物由来のCO2排出を抑制する先進的な取り組みを支援する「住宅・建築物省CO2先導事業」の2012年度第2回の採択プロジェクトを発表した。採択件数は10件で、住宅部門では、にのみや工務店(茨城県桜川市、二宮正志社長)の「桜源郷」羽黒駅前プロジェクトなどが選ばれた。
応募件数は全部で32件。うち住宅に関する提案は22件で、戸建てが19件、共同が3件だった。
戸建て住宅の新築部門では唯一の採択となった「桜源郷」羽黒駅前プロジェクトは、高断熱化や太陽光・太陽熱利用などにより居住時のCO2排出量を削減することに加え、木くず乾燥や県産材の活用による建設時の省CO2にも積極的に取り組む。
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