積水ハウス(大阪市)と日本IBM(東京都中央区)は29日、デジタルトランスフォーメーション(DX)の強化に向けた戦略的パートナーシップを開始したと発表した。積水ハウスのシステム開発運用体制を見直して合理化することで、同社グループのIT部門が企画業務に注力できるようにするのが柱。
積水ハウスはこれまで複数ベンダーにシステム開発を依頼し一部複雑化していたが、IBMに一任して適正化を図る。グループ全体での共通化を含めて基幹システムも刷新する。刷新時期などの数値目標は明らかにしていない。
今後、生成AI(人工知能)や自動化ツールの導入に向けても連携する。