帝国データバンクは、3月の「全国企業倒産集計」を発表した。倒産件数は848件で前月比9.1%増、800件超えとなる高水準で、2ヵ月連続の増加。倒産はゆるやかながらも増加基調が続いている。
業種別にみると、建設業は225件(構成比26.5%)で、前月比0.4%減。小売業、不動産業が高水準で推移している。
同日発表した2005年度計倒産件数は、全体で8759件。四半期ベースで見ると、一貫して増加しており、倒産のトレンドは近年続いていた減少傾向から増加基調に転じている。
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