不動産・建設事業のグレイス商会(千葉県千葉市)は、今年5月から会員制分譲地「グレイスの森」において、山林を使ったライフスタイル提案を行っている。「週末を森で過ごす」新しい暮らし方だ。
千葉市緑区平山町にある「グレイスの森」は、複数の分譲区画(150〜261坪、地目:山林)と会員(分譲地購入者)だけに解放される共用施設で構成。JR外房線・鎌取駅から徒歩20分、周辺には有料道路もあり不便な場所ではないものの、ひとたび足を踏み入れると軽井沢の別荘地のような静けさが味わえるという。
各分譲区画は、所有者が自由に用途を決めて利用できる。キャンピングカーやトレーラーハウスを設置して住まいとして使ったり、家庭菜園つくることも可能だ。電気の引き込みができるため個別に井戸や浄化設備を設置すれば不自由なく生活できるうえ、発電機を設置しておけば震災時の防災基地の役割も果たす。
共用施設は、ツリーハウス、囲炉裏ハウス、バーベキューコーナー、ピザ用の石窯、二人乗りブランコ、ハンモックなど。井戸水を使った水洗便所も完備しており、薪ストーブ付きのツリーハウスには宿泊も可能とする。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。