不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は9月27日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての8月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は4571万円で、前月比0.2減と2カ月ぶりに下落した。東京都下、神奈川県他、埼玉県(さいたま市/他)の4エリアが上昇したが、最高額を更新したエリアは2月以来6カ月ぶりにゼロとなり、価格上昇の勢いが弱まっている。前年同月比は再び全エリアで前年同月超えとなったものの上昇幅は縮小傾向にある。
エリア別では、東京23区が4カ月連続下落。1億円以上の割合は前年同月から0.1ポイント減少した。前年同月比の上昇幅は、23区・都下ともに7カ月連続縮小した。神奈川県他では、前年同月比が0.9%増と34カ月連続前年同月超えとなったが、上昇幅は10カ月連続縮小している。
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