建築家・隈研吾さんが校長を務める高知県立林業大学校(高知県香美市)は、木造建築について学ぶオンライン講座を11月20日に開催する。
建築実務者向けのオンライン木造建築講座(全3回)で、各回異なるテーマ・講師が公開講義を行う。3回目となる今回は、建築家・東京大学名誉教授・多摩美術大学学長の内藤廣氏が「なぜ木を使うのか」と題して特別講義を実施する。建築への想いや木の魅力あふれる空間設計など、現実と夢が混ざりあう同氏の世界観について語る。
さまざまな視点から木造建築について学ぶことができる同校ならではのプログラムで、インターネットに接続できる環境ならどこからでも受講可能。講義内には、直接質問ができる時間も設けられている。WEB会議システムZoomを使用予定。定員は100名程度。参加費無料。詳細・申し込みはこちらから。
建築実務者だけでなく、建築を学ぶ学生や森林・林業関係者など、木造建築に関心がある人にも受講して欲しいとし、中大規模建築物の木造化が広がりつつあるなか、同講座によってこれからの木造建築への理解を深めることができるとしている。
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