YKK不動産(東京都千代田区)はこのほど、富山県と「県産材の利用に関する建築物木材利用促進協定」を締結した。期間は2025年3月31日まで。
これにより、同社が富山県黒部市で整備を進めるパッシブタウン第5期街区の建築物に、約1450m3(製材)の富山県産材を活用。クリーンウッド法に基づいた合法伐採木材等の利用を促進し、2050年カーボンニュートラルの実現や地域山村の活性化、SDGsに貢献していく。富山県は、木造建築に関する技術的助言や木材調達などの情報支援を行う。両社は、木材利用の意義・メリットや今回の取り組みについても積極的に情報発信していく。
森林資源の循環サイクルを促進するため、9月23日には木材を調達した新川地域の伐採跡地において、「優良無花粉スギ立山森の輝き」の苗木200本を植林した。
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