住宅・店舗設計のハルタ(長野県軽井沢町)は9月、ドライブインを断熱改修した宿泊施設「haluta hotelli still(ハルタ ホテリ シュティル)」を軽井沢町にオープンした。
ドライブインの躯体のみを残して再生した。断熱材はに100%自然由来のロックウールを採用。浅間山麓の森周辺への自然環境に配慮・調和するよう設計し、断熱性能と空気環境の向上を実現した。
家具はすべてヴィンテージ家具で、寝具には、天然素材・馬のテールヘアー100%のマットレスを用意。オーストリアの職人が丁寧に作り上げたオールハンドメイドという。壁や天井には天然素材を組み合わせた内装材を使用。塗料なども負荷の少ないものを採用した。プラスチック製品は使用せず、アメニティも含めて天然素材を用いることで、人と環境に配慮した運営を目指す。
客室は、「grand room(グランドルーム)」、「studio(ステューディオ)」、「terrace(テラス)」の3部屋。1部屋2名までの完全プライベートな癒しと寛ぎの空間となっている。
ホテルの名称に使用している「still」は、ドイツ語で「静寂」を意味する。季節に応じて静かに表情を変えてゆく森と一帯になり、心穏やかに自分だけの時間を過ごして欲しいという願いが込められている。
各客室1泊1室2名様利用時 6万4000円~(朝食付き、消費税込)
宿泊に関する問い合わせ等は公式サイトにて受け付けている。
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