国土交通省は9月21日、建設キャリアアップシステム(CCUS)の「能力評価(技能レベル判定)」の対象分野に、10月2日から「解体技能者」を新たに追加すると発表した。今回の追加で、対象職種は41分野に拡大した。
2019年4月にスタートしたCCUSは、建設技能者一人ひとりの技能や経験を評価し、保有資格や就業日数に応じて4段階に能力評価(技能レベル判定)し、蓄積・登録される。能力評価は各専門工事業団体等が策定した職種ごとの能力評価基準に基づき実施。技能者本人には、技能レベルに応じた建設キャリアアップカード(ゴールド、シルバー、ブルー、ホワイト)が交付される。
「解体技能者」の能力評価は、能力評価実施団体として、(公社)全国解体工事業団体連合会が能力評価基準を策定、(一社)日本機械土工協会に委託する形で行う。
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