信用調査会社・帝国データバンクの発表によると、インディゴデザイン(茨城県水戸市)が9月13日、水戸地裁より破産手続き開始決定を受けたことが分かった。負債は債権者約42人に対して約1億8100万円。
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同社は、『住み心地の良い家=家族が幸せになれる“住まいづくり” 』をコンセプトに、一般個人住宅の新築工事や増改築工事を手がけ、ピークとなる2021年3月期には年売上高約1億3800万円を計上していた。
しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響やウッドショックによる資材価格の高騰もあって2022年3月期は一転、受注にブレーキがかかり業績は低迷。
さらに、受注見込みだった案件がキャンセルとなり、資金繰りのメドが立たなくなったことで、2022年6月30日までに事業を停止。その後、自己破産申請の準備を経て、今年の6月3日に申し立てを行っていた。
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