国土交通省は、2023年度の「住宅生産技術イノベーション促進事業」で2件を採択した。同事業は、住宅・建築物の設計・施工・維持管理等に係る生産性向上に資する新技術・サービスの開発・実証等の優れた取り組みについて、国が支援(当該技術開発等に要する費用の2分の1以内、限度額5千万円/件)するもの。
今回は5月12日~6月23日の応募期間に4件の応募があり、▽中層向け木質ラーメン構造に関する簡易施工方式及び設計法の開発(大分大学、スクリムテックジャパン、ウッドテクノス、齋藤木材工業、ティンバラム、山佐木材、翠豊、木構造デザイン)、▽アンボンドPC造を活用した資源循環型構造体の開発(竹中工務店、オリエンタル白石)――の2件を採択した。事業期間はともに2023~2025年。
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