国土交通省は、既存建築物省エネ化推進事業の企画提案の本年度第2回募集を開始した。民間事業者等が行う既存建築物の省エネ改修等を支援する。応募期間は10月10日(月)まで。
事業の要件としては、外皮(窓、外壁等)の省エネ改修(高機能換気設備を設置する場合は、換気経路の外皮改修で可)を伴うものであること。断熱性能を高める躯体改修は必須としない。
また、改修前と比較して20%以上の省エネ効果が見込まれることとし、①外皮改修面積割合が20%を超える場合は15%以上、②高機能換気設備を設置する場合は、設置する当該階単位でエネルギー消費量が改修前と比較して20%以上の省エネ効果が見込まれる改修工事を実施することも可――としている。
そのほか、▽改修後に一定の省エネ性能に関する基準を満たすこと、▽改修後に耐震性を有すること、▽事例集への情報提供に協力すること――等としている。
補助率は補助対象費用の3分の1。補助限度額は5000万円/件(設備部分は2500万円)。バリアフリー改修工事を行う場合は2500万円が加算可能。
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