国土交通省は9月11日、「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」の2023年度第1四半期受注分を発表した。リフォーム・リニューアルの受注高は前年同期比23.1%増の3兆4507億円。このうち住宅は26.0%増の1兆1471億円、非住宅は21.7%増の2兆3037億円となった。
住宅を工事種類別に見ると、増築工事が8.2%増の142億円、一部改築工事は113.8%増の540億円、改装・改修工事が29.4%増の8916億円。維持・修理工事が2.6%増の1872億円となった。
住宅の用途・構造別では木造戸建てが5817億円(前年同期比23.2%増)、コンクリート系構造の共同住宅が4412億円(同34.0%増)の順に多い。発注者は個人7777億円(同23.2%増)、管理組合1679億円(同22.9%増)の順となっている。
工事目的別の受注件数(複数回答)は、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が186万3645件(同12.2%増)、「省エネルギー対策」が11万7638件(同151.6%増)の順に多い。工事部位別(複数回答)では「給水給湯排水衛生器具設備」が55万38件(同0.3%増)、「内装」が50万4249件(同14.3%増)の順に多かった。
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